地球上の位置を把握し、高さを把握して地形や形状を測ります。
現在では空中もしくは衛星から位置や地形を測定し、地理空間情報(GIS)データとして
取得できます。

その取得技術としては古典的な方法、最新技術など下記のような手法があります。

◎地上方式
・地上で現地にて直接、人の手で巻尺や標尺などの道具で距離や高さを計測する方法
・地上で現場にて直接、調査対象物を採取する方法
・地上でレーザ光や音響などの測定装置を使用して、3次元的な点群情報を取得する方法

◎航空機を使用する方式
・航空機に搭載されている航空カメラで地上を撮影し、その写真を実体視することで地形
 情報を取得する方法
・航空機に航空カメラと航空レーザ測量装置を搭載し、精巧な3次元データを取得する方法
・航空機に搭載されているセンサーにより温度を始めとする気象状況などを把握する方法

◎衛星を使用する方式
・人工衛星に搭載されているセンサーにより位置や地形を把握する方法
・人工衛星に搭載されているセンサーにより気象条件、クロロフィル量などを把握する方法

地球上の地形地物、その状態を把握するため太陽光(赤外線・紫外線を含む)の利用
や各種のレーザ光を直接照射することで、データを取得する方法をセンシングと呼びます。
地上、航空機、人工衛星などの機器で位置や地形情報を取得すると同時にセンシングの
情報も取得することが可能です。
このセンシングの情報は都市生活や農林業、地球環境など私たちの生活に密接に関係して
います。